暮らしやすさ、広さ、コスト、優先順位は？

　日当たりの良し悪しに関わらず、明るくて住み心地に優れた家にするために吹き抜けをつくったりするように、家にはかけるべきコストというものが存在します。

　また、耐震や断熱といった隠れて見えなくなってしまうところにも最低限のコストは必要です。

このように、家には確実にかけておくべきコストというものが存在します。それに伴って家全体のコストがどんどん上がっていってしまったのでは意味がありません。同時に、コストを削ることができるところは、削る工夫もしていかなくてはいけないと考えています。

　こんにちは、おはようございます、こんばんは、愛知県一宮市で工務店KM PLAN-ケイムプラン-の代表の堀野です。

今日は弥富市で行われた”プロウッドスタイルフェア”という建築建材問屋さんのイベントに参加させてもらいました。みごとなテーブルなど…しかも「安い！」あれは在庫の処分を目論んでいますな！

7/4もやっていると思いますので、しかも業界関係者じゃなくてもいけますので、お時間がありましたらぜひ！

「プロウッドスタイルフェア」←場所がここをクリックすると出ます。

10:00〜やってますよ〜

　さてさて、削れるコストは削ろう、とはいえ、使用する材料のグレードを下げたり、そもそも使う材料を変えたりするのでは、思っているよりもコストが落ちず満足度ばかりが下がってしまうかもしれません。そんな小手先の対応ではなく、もっと根本的なところから見直していく必要があると思っています。

25坪のお家と30坪のお家ではコストが変わるの当然ですよね。

そして、そのためには、「廊下」「部屋数」「部屋の広さ」この3つの無駄を省くようにすることが大切です。

✔️廊下の無駄を省く

どんな家にしたいのか？ということをお聞きさせていただいた時、「廊下が絶対に欲しいです！」と言った方は一人もいません。もちろん皆さんもそうだと思います。

　廊下をつくれば、家の中に温度差が生まれやすくなりますし、余分な光熱費がかかりやすくもなります。

また、廊下にも部屋と同じようにコストがかかりますので、老化が増えれば増えるほど家の価格は高くなってしまいます。ですから、廊下を限りなくゼロにすることが家のコストかっとには必要不可欠になってきます。

✔️部屋数の無駄を省く

　家を二階建てありきで考え、個別の部屋は2回だという固定概念に縛られてしまうと、ほとんど使うことがないであろう客間を一階につくってしまいます。

一階の部屋がLDKだけになると使い勝手が悪いし、もしもの時に困ると考えてしまいますからね。

もちろん、貯蓄が得意で自己資金がたくさんあったり、親からの援助が期待できるなど、予算的に余裕がある方はそれはそれで全然構わないのですが、そうじゃないのであれば、使用頻度が低くなるであろう部屋は、個別でつくらないことも、おうちのコストカットには欠かせない要素となります。

6帖の部屋を一部屋カットできれば、結構なコストカットになります。

ですから、子供部屋を一階につくり、子供部屋と客間を兼用で使うようにするなど、柔軟な考えを持つようにしていただければさらに”いいね”いいね”の連続です。

✔️部屋の広さの無駄を省く

　「寝室は最低10帖は欲しいです！」とおしゃる方がいますが、そこに何え置きますか？と伺いすると、「ダブルベットしか置きません」という回答が返ってきます。

ちなみに10帖の部屋は4.42m×3.51mの空間ですが、1.4m×2mのダブルベットを置いた場合、かなり無駄な余白がたくさんできてしまいます。

多くの方にとって、寝室はただ寝るだけの部屋ではないでしょうか？その部屋のために、余計なコストをかけてあげる必要はあるのでしょうか？

ダブルベットしか部屋に置かないのであれば、2.6m×2.6mの4.5帖の部屋や、そこまで縮めなくても6帖もあれば十分ではないでしょうか？

もし、その余白となる4帖を縮めることができれば、それだけで70万円近くコストカットできると考えますよね？

どうでしょうか？

おうちのコストをアップさせずに、本当に住みやすくおしゃれな家のするためには、現実的に考えると、これから3つ空間に生まれてくるだろう無駄を、細田原にカットしていってくださいね。

コストをアップさせて、広さと住みやすさの両方を妥協しない家にするか？

広さを妥協して、コストと住みやすさに妥協しない家にするか？

住みやすさを妥協して、コストと広さに妥協しない家にするか？これはないですね！

家づくりってやることいっぱいですね！

【今日の生活よりも明日を素晴らしいものにしよう】

ケイムプランでは家づくり相談会にて「家づくりはじめたなった」家族に個別にどうしていったらいいのかのアドバイスを行なっております。当然聞かなくても進んでいきますし、聞いても進んでいきます。楽しい家づくりにするため、計画や今の確認を一緒にしませんか？

ケイムプラン　堀野　兼司

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