ものの価格には理由があるって話
2021/07/16
「坪単価いくらですか?」
この質問はマイホーム計画中のご家族から、聞かれる質問の中でダントツに多いです。確かに住宅会社の指標を図るのに定番のことです。しかし住宅会社によって建てる家が全然違うので、この判断をするのが非常に難しいコトなんですよね。
とういうのも、平家にするのか2階建てにするのかでも大きく違いますし、同じ平家でもどうやって建てるのか、使う材料によっても、全く違うのです。
これから住まわれる家族がどう暮らしていきたいのか?相談する住宅会社の方の住宅に関する理解、説明の仕方、土地の条件…などなど、坪単価にとらわれすぎると家の提案をしにくくなってしまうのが、正直なところです。
セミの声がしてきて2021年も夏が到来ですね。愛知県一宮市の工務店KM PLAN -ケイムプラン-の代表の堀野です。今年はなんだかんだで、オリンピックも開催できるのかなというとこまできてますし…そうそうちょっと思ったことを独断と偏見で、協賛する、しないって難しいですね。協力するところから、降りる方たくさん見えるじゃないですか、やっぱり世論のイメージって大事なんですね。会社的判断っていうことってあると思いますが、どっちに転ぶかわからないからとかですかね。そんなんだったら…と思ってしまうのです。
とにかく、僕は金銭的な支援はサプライヤーの商品を買うことしかできないですが、楽しみたいと思っている1人でありますので、みなさんも日本で行われる人生最後の機会になるかもしれない行事を楽しみましょ!
家づくりでは、かけるべきコストというものが確実に存在します。まずは、耐震や断熱といった完成してしまうと見えないコストです。
例えば、少しでも建築コストを削ろうと断熱工事にかけるコストを大幅に削ってしまった場合、逆にランニングコストとなる光熱費(主に電気代)が高くなり、長い目で見ると損してしまうことも大いにあります。
ここでもうひとつ押さえておいて欲しいのは、日本の住宅事情のこと、極端に断熱性能低いです。寒い、暑いを風物詩で片付ける傾向があることです。
もし、最初の建築費用で50万円削ったことで、毎年10万円ずつ余分な光熱費を払い続けたら、せっかくのあったかい機器をいれても性能で暖まらずにどんどん消費していったら結局使わないのが積の山。
仮にそのお家に40年住むのであれば、10年×40年ー50万円=350万円。最初に削ったものを大きく超えてしまいます。
また、将来のリフォームのことも考えて、構造体は守ってあげたいところと僕は考えてしまいます。
というのも、耐震補強や、断熱改修という工事はトータルすると、もはや新築工事に匹敵する経費がかかってしまうのが、事実です。
そこまできたら結局やらないという、選択肢なのかもしれませんが…
✔️心豊かに暮らすために必要なコストとは?
家づくりには、住みやすい家にするためにも、かけなければならないコストというものが存在します。
例えば、南からの採光が望めない、日当たりが悪そうなところは、一階のリビングに大きな窓を設けても太陽光線が弱いので、吹き抜けをつくったり、リビングの位置を変更したり柔軟なプランニングが必要です。
そうなると、延べ床面積に含まれないような、余分な面積が必要になり、必然的に余分なコストがかかってくることになります。
しかしながら、それをカットするとお家としての素敵さが失われ、薄暗く、風通しも悪く、寒い、ジメジメした団欒スペースが出来上がってしまうのです。
そんなところで暮らすのは、非常に酷な現実ですよね?またそれを改善するためにリフォーム…それこそ余計な数100万円になるのは嫌です。
あるいは、日当たりばかり気にして、前から丸見えの家も過ごしづらくなってしまいます。
なのでこのような場合でも太陽の光線をリビングに入れつつ、くつろいで過ごしやすくするために、プランに工夫を加えたり、一言に性能と片付けずに適材適所に使ってあげることが、住む側の利便性や快適性を考えた設計となってくるわけです。そういうことも踏まえて「デザイン」って言葉なんですね。
ズバリ言ってしまうと、坪単価の安いというのは、性能が悪く、住みにくく、またランニングコストが高くついてしまう家ということです。さまざまな場所の使い勝手が非常に悪くなり、住みやすさに劣っている家であることは間違いありません。
もちろん全てがそうということではありませんが、受動的(勝手)に恩恵を受けるものは少ないのは確か
家を建てる時のことだけでなく、家を建てた後のことまで考えた上で計画すること。つまり、イニシャルコストとランニングコストのバランスを考えること。さらに、イニシャルコストを考えるときに自分たちの予算の中でできる家を、土地探しを考えること。
これが、家づくりでは、非常に大切なことであることを覚えておいてくださいね。それぞれのご家族で、安全な予算というのもございます。その辺りは個別で相談会も行っておりますので下記フォームより予約お願いしますね。
【今日より、明日の自分がもっと輝くように】
ケイムプランでは、家族に寄り添う家づくりを進めています。こんな経験はなかなかないだけに、取得するご家族がベストな選択ができるようにじっくりとお話ししながらお家づくりしていきましょう。
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堀野 兼司
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