マイホーム計画では、みんな同じが正しいとは限らないって話

2021/08/20

　土地探しは、自分自身が土地にかけられる予算を把握した上で探して欲しいなと思っています。というのも、全体像を見ずに一つ一つで片付けていってしまうと、繋がりがあることなのに現在地がどこなのか、よっぽどの天才でないとわからないからです。

その結果、家の予算を大幅に削るらければならなかったりとか、融資を増やすことになります。そうならないためにも、まずは資金計画、まずはどうしたいのかを相談し現実的な終着点を決めて、近似値を目指していかなければなりません。

どもっ！一宮市の工務店KM PLAN-ケイムプラン-でプレイングマネージャーをしています堀野です。昨日はなんだか無性にてっちゃん（2年前に建築を共にしたお施主さん）に電話したくなり、現況を聞いてくれてありがとう！突然出会い家づくりをはじめて今では、僕の話を聞いてくれる良き理解者…立場が逆か笑

しっかりお父さんになった彼の度量は父親譲りではないでしょうか？

さてさて、資金計画では、まず今どう考えているかお聞きし、状況を僕自身が把握し、予算提案、生活の仕方を話し合ったり、時には外部からイケメンファイナンシャルプランナーの白都くんに参加してもらったりして、土地や家や庭にそれぞれどれぐらいの予算を割り当てるべきなのか？を決めていきます。しかしながらほとんどの場合、住もうと（希望）と思っているエリアの土地代金の相場と、実際に建てられる予算は一致しません。

希望するエリアの土地の価格相場が2000万円なのに対し、計画の結果、実際に使える予算は1500万円しか使えないという感じです。このように、予算のバランスをとりながらマイホーム計画をしていくと、多くの場合、土地や家にかけられる予算は、思っているよりも少ないという現実が見えてきます。

✔️みんなと同じで正しいとは限らない

　土地の予算が少なくなれば、当然選べる範囲が絞られてきます。この時、理解しておいてほしいことは、「価格はものの希少性で決まってくる」他の家族もこのエリアがいいと思っているエリアは需要と供給で価格がしっかりとしたものになってくるのです。なので「みんながよいと思っている土地を同じように探す必要はない」ということです。理由はその選択が、その家族にマッチするとは限らないからです。

　代表的な例だと、「日当たり良好南向きの土地」同じ分譲地内でも少し高くなってきます。土地の価格だけではなく、外からの視線隠し、強風、日差しを遮るカーテンなどその他の費用もかさむ可能性はあります。

こういういわゆるそのままでも売れるような土地は、価格交渉の余地もありません。とはいえ、極端にお値打ちな土地がいいかと言えば、完成した宅地ではなくて、買主側でこれから手を加えて家が建つようにしてくださいねってメッセージが込められた場所もあるわけで、どうなるんだろうこれから…なんて迷うことか救えるようにアドバイスをおくってくれるパートナーをまず探した方がいいかもしれないですね。

また、無駄に広い土地だと外構工事費はみるみる膨らみますし、草取りのプレッシャーは同じ轍は踏ませたくないのは、僕の経験からですかね。

✔️予算内で土地が見つからない場合って

　とはいっても、エリアによっては」、予算を絞ると選べる土地が皆無に近い状態になることがあるのですが、この場合、エリア変更ができないとしたら、土地の予算を上げざるを得ません。

そして、その予算をどこかで補うしかありません。

①家の予算を圧縮する。

②親御さんに援助をお願いする。

③住宅ローンの借入金額を増やす。

④上記の内容をバランスよく振り分ける。

家づくりをする時はどうしても舞い上がって気持ちが大きくなってしまいます。住宅ローンの返済も毎月に換算すると、大した額ではないように感じてしまうため、あっさりと予算をアップしてしまいがちです。しかし、無理をすれば、それは後々後悔することもあるかもしれません。また金銭的な理由で、夫婦喧嘩が絶えな区なる場合も…

ですから、まずはしっかりと資金計画を実地すること。その上でマイホーム計画を進めてもらえばと思っています。

KM PLAN-ケイムプラン-ではほぼ毎日相談会を実地しております。もちろん資金計画も同時にしていけますので希望の方はご予約の上、お店までお越しください。

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