家づくりはもう一つの貯金箱

　家づくりをしていて一番得をするのは…「購入する家族でなければならない」なんていうセミナーを僕はこの業界に入って聞いたことありませんでした。

売り売りとかこれをすれば、確実売れます。工務店で働いていると、社長の真理をついたコンサルタントの言葉が書いてあるFAXや電話がめちゃくちゃかかってきます。

　愛知県の西の方、西尾張は一宮市の工務店KM PLAN-ケイムプラン-の代表の堀野です。先日母校の愛知工業大学にOBとして伺ってきました。施設の充実と変わってないところ変わったところが入り混じってセンターの道をおっさんが歩いていると月曜日の夕方はすでに空いているキャンパスで声をかけてくれる学生。バスケしませんか？とちょっと時間がないので断ってしまいましたが、うれしかったよ！

さてさて話は、家づくりをしているスタッフ側の話。僕が思うところを書きますので、何言っとんじゃいと思う方もあるかもしれませんが、あくまで個人の見解になります。

✔️お店にいると

・お客様からの問い合わせ…あります。

見学会のご予約、相談会のアポ、問い合わせなどです。

・工事中の近隣の方からの問い合わせ…あります。

現場から何か飛んでくる、うるさい、駐車の注意などなど、ご迷惑をおかけしている行為をしています。なるべく速やかにお声かけしながらことを進めたいと思います。

・業者さんからの電話…あります。

作業の確認は携帯にかかってくるので、会社の電話には経理関係の電話があります。あとは業務の方からの確認もあるかな。

・車売ってください…あります。

工事車両売ってくれってあるんですよね。いつも無いと答えるしか無いです。

・いい話があるからFAXおくってもいいですか？という電話…あります。

コンサルタントですね。いい話なら自分がやればいいのでは？と思ってしまいます。（俺って意地悪ですね。）

パッと思いつくのはこんなところで、直接もFAX入ってくる時もあるよ、ケイムプランではなるべくFAX番号を隠すため名刺に書いてませんし、名刺に書くのやめておきました。

✔️経営者が思うこと

　建築にかかわらず、商売のマーケット上手と技術者は別なのです。

選手としての成果を出すことが一流ないしうまくいっていると経営に携わっていくことが多いことを目にします。しかしそこはあくまで、別世界なのです、僕と同世代はマーケティングなんて言葉とプログラミングというものがはじまるときに就職した世代です。その前の方なんてそんな教えを持って今の地位についた人などいないのです。3Gが4Gになりもはや5Gがはじまろうとしています。

そこにはついていけてないのが、事実でそれを利用して何ができて、何ができないといけないのか？とかの勉強をしているの方が、露呈してしまっているのです。そんなもの大事だけど、教えてくれる人なんていないし、気づく機会は本当に運です。経営者は神様では無いです。その業界のノウハウは多少ありますが、勉強も下手したら学校でとかメーカーさんが出してくれるデータでその先に行けている方はほとんど見たことがありません。

先日のお施主様からの相談が電気自由化でお得になりますと、飛び込み営業がいっぱいきて困るというもの、僕の家もウォーターサーバーを入れているのですが、こっちが安いこっちが安いのつぶしあいで、結局高いものを入れてしまいました。その判断をいちいちするのに疲れてしまいます。ワンチャンあればと声をかけてくるのはやめてほしいかもです。

✔️その多くある情報を精査する

　　その中の触りの情報提供機会に伺ったり、オリエンテーション的なものを聞いて情報を精査していくのですが、実際その時間と建築現場を見にいく時間は同じ時間帯に来ます。気持ちの中では、毎日出来が気になってそっちに足を向けたいのですが、それをすると勉強する時間がなくなってしまうのです。なんと悩ましい…

メーカーさん主催だったり、問屋さん主催だったり色々種類はあるのですが、自分の理念にピッタリなんてものなんてほとんどないんですよね。商品の組み立ては自分でやらないといけません。それは建物のことだけではなく、住宅ローンの勧め方など多岐にわたります。銀行の業者向け住宅ローンセミナーなんてものもあるんですよ。

✔️やらなければならないこと

　情報を持ち帰り、自分が作っている商品に情報をインプットさせるか？捨てるかを検索しなければなりません。

　ちょっと言っておきますが、例えば「断熱材」という商品があります。これは本当に多くの物が存在します。グラスウールという商品でも、その中にもメーカーがあって名前は一緒でも実際触れると全然違うんですよ。だから選び方はこのメーカーのこれ！という形になります。ただどの建材も住宅に組み入れた時の使い方というものが研究していくうちに答えという物があることにうっすらと気づきてきました。なので組み合わせ方、工法などもいじればどの建材が優れているか競争は実際は起きないような気がします。僕が気にしているのは施工経費は売価に関わってくるので、そこは重視していますね。コスパがいい、というのは商品を構成するの当たって相当アドバンテージなのではないでしょうか？

　僕の商品は「長持ちができること」「おしゃれ」「コストパフォーマンス」の三本柱で構成しているのでそこにマッチできるかが選定の基準になってきます。他の会社さんはどうやって決めているんでしょうかね？

✔️まとめ

　見出しの「家はもう一つの貯金箱」という話ですが、お家の相談をうけていると多くの方が、人生設計の中に3回家を立て直す、という方はほとんどみえません。なのでこの1回目の家づくりがどうあるべきなのかというのを考えないといけないと思います。なので家族はその支払いは買ってはいるんですが、使用料という名の貯金箱、土地はリセールのこと考えて美人な土地をおすすめはしています。

　そうそう、家って建物費だけでは運営していけません。電気代、水道代、下水代、ガス代、修理費など色々かかってくることは聞いたことあると思います。そのことも当然、建築側で解決しておきたい重要なポイントです。

　次回シリーズは建築編でお送りしようかな…

日常をふまえた「家はもう一つの貯金箱」でした。

ケイムプランは一宮市を中心とした工務店です。【輝くように生き生きとした生活。】というコンセプトを掲げ、住宅ローンアドバイス、土地探し、プラン、設計、施工、管理を一体に引き受けるカンパニーです。これから家づくりという方はお気軽にお問い合わせください。

KM PLAN-ケイムプラン-　堀野　兼司

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