一宮市SDGsセミナーに参加｜一宮市の工務店

こんにちは、おはようございます、こんばんは

一宮市で工務店KM PLAN-ケイムプラン-をしています。堀野兼司です。

 

建設業というのは建物を作る仕事です。

一般的には完成の建築作業にフォーカスされますが、実はその前から仕事は始まっていて

工事が始まってから、継続可能にしてくれとか、エコとか求められてもできるコトはあまりありません。

 

そう求められるのは、なるべく計画に近づけること

そのための工夫に、工程表があったり、掃除をしたり、設計図があったりします…

 

現時点でのベストを作っているのですが、満足にはつながらない…のは

そもそも依頼する先にミスマッチが起きているのはお気づきでしょうか？

 

例えば、エコや自然環境に配慮した家を、ハウスメーカーや工務店に買いに行っても

その提案はありません。

 

そこには設計をする「プロ」は存在していないのです。

 

プロとはその依頼を受けて成果を出すことで収益をえているということです。

それが「好き」と直結していないことはよくあることですが、

僕はいままで建築の世界でこの構造にいつも疑問に感じていました。

 

現場でいくらがんばって図面に近いものを作っても…

建築基準法にあった建物を売っても…

 

お客さんが心からよかったとなっていなかった過去があるのです。

 

セミナーの途中のグループディスカッションでは、今は学生の段階で

SDGｓを意識して行動していて、企業展など採用活動の場面では

「御社のSDGｓへの取り組みは？」と聞かれてびっくりする！などの意見も出ていました。

 

しかし僕が思うに、情報というのは、結果決めつけてを期待して得に行くと

意外と地味なことしかしていなくて、がっかりすることは多い。

 

そもそも考え方は昔からあってSDGsという言葉が後から出てきたのである。

継続している団体はみんな「SDGs」を実践しているのです。

 

問題はサービス提供する方の提供範囲の問題と、そもそもやらなければならないことの

見誤りがあるのです。

 

僕の世界であれば、建築を相談するのに設計士に相談しなくてどうするんだ？と思うし

資金繰りは住宅ローンのアドバイスをしている人に相談するべきなのです。

残念ながらコーディネーターがコーディネートしているケースは少なく

接客係にすぎないのが現状であります。

 

こんなことが、他業種にも広がっていないか心配な2023年の3月の会合でした。

 

Huney Hunt株式会社

代表取締役　堀野兼司